2026年3月28日に開催されたキーケット2026にて頒布したキーボード Rafina65 のご紹介です。
Rafina65とは?
Bluetooth接続を前提とした65keyの左右分割型キーボードです。
レイヤーを多用することなく自然と打鍵することができることを念頭に設計しています。
本キーボードの特徴
- XiaoBLE Plus を採用したBluetooth接続
- 65keyの左右分割型で自然にタイピングができるレイアウト
- 右手側に14mmトラックボールを搭載。PMW3610を使用した低消費電力仕様
- 左手側に低頭ロータリーエンコーダを搭載
- ZMK Studioによりブラウザを使って配列を変更可能
- ChocV2マウントソケットを搭載し自由にスイッチを変更可能
- MX、Gateron Low-profile 3.0 Switches 用のスイッチも取り付け可能です
- Li-Poバッテリー対応
- PCBをゴムブッシュによりマウントし、筐体から浮かせることで良好な打鍵感を実現
- キー部分の筐体高13mmと薄めの設計により持ち運びにも便利
※2026年4月上旬時点は完成品のみ頒布しています。キットは2次ロットより計画中です。
本キーボードのこだわり
- 既存の環境から移行しやすい最高の日本語入力環境
- 手を動かさずに全てを完結させる操作性
- Bluetooth接続
1.日本語入力へのこだわり
普段のタイピングで自分がどんなキーを打っているか、考えたことがありますか?
キー操作を意識してみると、日本語入力では、変換と確定のためにSpaceとEnterを多用するため、普通のキーボードの配置では指の移動距離が大きくなっていることに気づくと思います。
そこで、このキーボードでは親指に注目をしてレイアウトを組んでいます。
人間の手で一番短く、曲げ伸ばしの範囲が狭い指が親指です。一方、親指は他の指から独立して左右に動かせるという特徴もあります。
親指の位置を固定して最大限活用する。そのために、親指は常にキーに置いたままでも補伽の指で全てのキーが押せるようなレイアウトを組んでいます。
そして、親指が常に置かれるキーには、Space・Enter・Delete・BackSpaceを割り当て。
その横には日本語英語切り替えをするための変換・無変換キーを配置します。
この配置により、手の位置は固定したまま、日本語と英字の切り替えをしつつ、スムーズなタイピングを実現することができるキーボードです。
2.手を動かさずに全てを完結させる操作性
キーボードの配置を最適化しても、一般的なOSではそれは十分とはいえません。
Windowsではマウス操作を前提としたGUIが多くあり、せっかくのキーボードから手を離してマウスやトラックボールを操作する必要があります。
キーボードにトラックボールを内蔵しました。
手の中に収まり、タイピングをしていても気にならない、最適な大きさのボールを。
PMW3610を搭載して正確なトラッキングと省電力を両立。
あらゆる操作をキーボードから手を離さずに行えます。
左手には高さを抑えたロータリーエンコーダを搭載。
マウスホイール代わりに存分に活躍します。
これだけあればいい。それがRafina65です。
3.Bluetooth接続
机は何のためにあるのか。少なくとも、ケーブルを這わせるためではないでしょう。
PCとの接続、左右間の接続を全てBluetoothにすることで、机をスッキリと使えます。
机も身体も、キーボードのために存在しているわけではありません。
キーボード側に工夫をさせることで、より自然に便利に使うことを目指しました。
Bluetooth接続に必要になるのは電池。Li-Poバッテリーに対応しています。
2次ロットでは単4電池への対応の検討しています。
入手方法
BOOTH からの購入
弊サークルのBOOTH にて頒布します。既刊の同人誌もあります。ぜひ併せてご覧ください。
標準色(白)については、注文後すぐに3Dプリンタにより生産を行い、1~2週間で発送を行います。
特注で好きな色の筐体の注文を受けることもできます。Bambulabに存在するフィラメントにより製造するため、フィラメント代の実費を追加で頂くことで製造を行います。あらかじめご相談ください。
その他、MXスイッチ用筐体などの用意もありますので、欲しいバリエーションなどがありましたらご相談ください。
ケースなども作成予定があります。
他にも皆さまから「こんな物が欲しい!」という声がありましたら、製品化を検討しますので、Twitterなどでご連絡ください。
イベントでの購入
次回イベント参加は、コミックマーケット108(2026年8月16日)を予定しています。
当選発表後に告知をしますので、よろしくお願いいたします。
Rafinaとは?
Rafinaはエスペラントで”洗練された”という意味を表す形容詞です。
エスペラントは1880年代にザメンホフにより作られた人工言語です。
ザメンホフが生まれ育った当時のポーランドは帝政ロシア領。ポーランド語・ドイツ語・ロシア語・イディッシュ語と、母語が異なるグループが存在し、社会的な軋轢があったといわれます。
母語が異なる人々がコミュニケーションを取るためのツールとして、補助言語であるエスペラントは作られました。
コミュニケーションのための補助役、そして世界とコミュニケーションを取るための窓であるというところにキーボードの類似性を見出し、エスペラントから命名をしました。
そして、コミュニケーションを取るために必要なキーとトラックボールを統一したところにもその意を引いています。
エスペラントについて気になった方は、Youtubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」にてザメンホフの紹介とエスペラントの概要について触れた回がありますので、ぜひご覧ください。



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